こんにちは、丸の内OLの玲奈です!(•̤̀ᵕ•̤́๑)
今日はIOTA(アイオータ)についてまとめてみました!
IOTA(アイオータ)とは?
IOTAはIoT機器同士の通信に伴い発生するデータ取引の記録のために最適化されている仮想通貨です。
IOTAは、パソコンやスマートフォンだけでなく、あらゆるIoTデバイスが利用可能です。
プロトコルの名称およびトークン名称をIOTA(アイオータ)と呼びます。
IoTでは、IoT関連機器を使う際に、機器同士の認証と通信データをどのように記録するかがこれまでの課題でした。
しかしIOTAの独自技術Tangleを使うことによって、IoT機器間の取引にかかる小さな容量のデータのやり取り(マイクロトランザクション)にかかる小さな額の価値のやりとり(マイクロペイメント)にかかる手数料を無料にしようとしています!(๑•̀ㅂ•́)و✧
Tangleによって、IoT機器同士が柔軟にリアルタイムに接続され、なおかつ細かな料金の支払いが可能となります。
そもそもIoTって?
IoTとはInternet of Thingsの略で、モノのインターネットと言われ、様々なものとインターネットをつなぐことを意味します。
これまではインターネットに繋がるのは、パソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器のみでした。
しかし、IoTではそれ以外のもの、例えば家電(冷蔵庫、エアコン、テレビ、お風呂)や車までインターネットに接続しようという試みです。
今後10年間に私たちの生活の中の接続デバイスの数は、500億に増加すると推定されています(ง°̀ロ°́)ง
IoTをイメージするにはアマゾンエコーの動画が一番わかりやすいです!
Alexa(アレクサ)という名前のアマゾンエコーに話しかけるだけで電気を消したり、エアコンをつけたり、音楽をかけたり天気を調べたりいろんなことができます。
玲奈は、今後の家電はアマゾンエコーと接続することができるかが生き残るカギになると考えています(ノ*’ω’*)ノ
IOTAのTangleとは
IOTAの独自技術Tangleについて説明します!
モノ(Thing)が インターネットを通してデータを送信するとします。
これを実現するには、機器の調達→プログラムの実装→クラウドとの通信→電力管理→運用保守など様々なプロセスを必要とします。
例えば、レンタカーのサービスを想像してみてください。
レンタカーを借りた人の走行距離が、貸し手の端末に自動的に1秒に1回送信され、走行距離に応じた料金が支払われるとしましょう。
この送信1回の仕事に対して「リアルタイム」に報酬を支払うとします。
しかし、送信1回に対する報酬は極めて少額で、法定通貨(ドルやユーロ)で支払うことはとても難しいです。
それでは、仮想通貨を使って少額な支払い(マイクロペイメント)ができないでしょうか?
しかし、ビットコインのようにブロックチェーンに通信の度に取引を記録していては、その度に承認手数料としてマイナーへの報酬を支払う必要があります。
この問題を解決するためにIOTAの独自技術Tangleが開発されました。
Tangleはブロックチェーンを使っていないので、マイニングのような取引を承認することへの報酬が発生しません。
Tangleにより、IoT機器間の取引にかかる小さな容量のデータのやり取り(マイクロトランザクション)を独自の台帳に記録することで手数料を完全無料にしています。
また、ブロックという単位ではなくトランザクション単位でIoT機器間の通信を記録することができます。
ビットコインの取引の承認にかかる手数料の仕組みがわからない方はこちら
なぜIOTAのTangleで手数料が無料になるの?
TangleはどのようにしてIoT機器間の取引手数料を無料にしているのでしょうか?
IOTAのTangleは、ビットコインのようにマイナーが取引を承認するのではなく、取引をするもの同士が承認作業をして、Tangleの台帳に取引を記録しているから手数料がかかりません。
利用者が自分で自分の取引を承認しているんだね(๑•̀д•́๑)
Tangleをもっと詳しく
TangleはDAG(Directed acyclic graph)構造の一つの応用例です。
Tangleは直訳すると、もつれという意味で、メッシュ状のネットワークで中央管理に頼らず、分散化された公的元帳です。
それに対して、ブロックチェーンは取引情報をブロックに入れて直線的に繋げた分散化された元帳です。
Tangleでは、過去の取引から今行われようとしている取引が有効かどうかをProof of Workによって間接的に判断します。
ランダムに選ばれた取引データを2つずつ選び、承認を繰り返すことで、他の取引との繋がりを間
ブロックチェーンでは取引を行う送受信者と、取引の有効性を証明する承認者(マイナー)が存在しますが、Tangleネットワークでは役割が分かれておらず、 取引をするもの同士が承認作業をしています。
またTangleネットワークはメッシュ構造のため、取引が多いほど、次の取引の承認作業がスムーズに行われます。
そのため、承認作業の容量が減り、計算能力の低いIoTデバイスでも決済作業が簡単に行えるようになります!
ブロックチェーンの働きよりもDAG構造に基づくTangleは処理効率が優れているため、IoT機器間の処理スピードの高速化を実現しました!
IOTAのニュース総まとめ
Refuniteは、25カ国以上で稼働する世界最大の行方不明者データベースであり、難民や戦争の被災者が愛する家族を見つけるための支援活動を行っています。
家族と再会しようとする難民に関する情報を記録し、確認するための分散されたデータベースにIOTAのTangleを採用することでネットワーク料金を必要とせずに高いトランザクション量を革新的に処理することを可能にしました。
IOTAは機器の通信にかかる手数料を取り除くことを可能にする分散台帳なので、非営利団体のRefuniteとはとても相性がよいのです。
IOTAのTangleがブロックチェーンに変わり、取引に係る手数料の完全無料を実現したことで非営利団体がコストをかけずデータベースの運営ができるようになりました。
マイクロ決済スタートアップSatoshiPayは、ビットコインの利用を段階的に停止すると発表しました。
IOTA財団と提携し、同社の決済ネットワークをビットコインからIOTAに置き換えることを検討しているとしています。
CanonicalはIOTAと共同で、電気通信市場向けのマイクロペイメントのソリューションの開発に取り組んでいます。
IOTAの概要
発行日 | 2016年7月 |
---|---|
トークン名称 | IOTA |
総トークン供給量 | 2,779,530,283,277,761(約 2,700 兆)IOTA |
アルゴリズム | Tangle ledger |
承認システム | Proof of Work |
創業者 | David Sønstebø(@DavidSonstebo) Sergey Ivancheglo Serguei Popov Dominik Schiener |
公式サイト | IOTA公式サイト |
ホワイトペーパー | IOTAホワイトペーパー |
David Sønstebø
玲奈が考えるIOTAの今後
IOTAは現在ベータ版が提供され、誰でも利用が可能です。
IoTということで非常にポテンシャルが大きく、将来的には私たちが使用するIOT機器同士の接続にIOTAがバックボーンとして使われる可能性もあるでしょう。
半導体開発メーカーで世界トップシェアを誇るARM(アーム)という会社があります。
半導体はあらゆるIoT機器に搭載され、まさにIoT機器の頭脳であるとされています。
2016年7月にあのソフトバンクが3.3兆円でARMを買収し、IoT分野で世界のトップをとることを宣言しました!
もしソフトバンクがIoT機器の通信記録にIOTAのTangleを採用すればおもしろいなーと玲奈は記事を書きながら妄想してしまいます。
IOTAにより、デバイス間での決済がよりスムーズになり、余計な手数料もかからないので利便性が向上しIoTの普及が加速するかもしれませんね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
Special Thanks
IOTAの記事を書くにあたって、ニシノカズ(@nishinokazu)さんとSJM(@sjm09261989)さんにIOTA日本語slackでいろいろ教えていただきました。
本当にありがとうございます!(๑˃̵ᴗ˂̵)
IOTA購入方法
仮想通貨IOTAは、BitfinexとBinanceで購入することができます。
以下の手順でIOTAを購入することをおすすめします。
▽Binance公式サイトはこちら
次回の記事予告
次回は玲奈が選ぶTwitterでフォローすべきアカウントについてまとめてみたいと思います。
お楽しみに(๑•̀д•́๑)

丸の内OL3年目の玲奈です。2017年6月から仮想通貨投資を始めました!
誰にでもわかるブログを目指します(∩˃o˂∩)