こんにちは、丸の内OLの玲奈(@reinabb3)です!(•̤̀ᵕ•̤́๑)
12月はビットコインもますます注目され、高値を更新し続けていましたが、先日大幅な下落がありましたね!
今回のビットコインの暴落の理由を考えてみましたч(゚д゚ч)
12月暴落のチャートの振り返り
まずはビットコインの12月のチャートを振り返ってみましょう₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾
17日には19,700ドルをつけ高値更新した後、3日間で40%下げ、22日には12,148ドルをつけました。
その後、25日には13,987まで値を戻しました。
この急反発は10,000ドルという心理的に重要な節目で買いが入ってリバウンドしたようです。
まさに、激動の一週間と言えますね! !(・:゚д゚:・)
ここまで、なぜ暴落したのでしょうか?
暴落の原因は諸説ありました。
あくまで個人的な意見になりますが、1番大きな要素は、ビットコインの性能の限界が具体的な現象として現れたことだと思います。
ビットコインの急騰が続き、ビットコインの取引量は増えていきました。
一方で、未確認の取引量が増えて送金が詰まる現象が起き、ビットコインに対する信用や期待値が下がり、価格の下落につながったのではないでしょうか。
それでは「ビットコインの送金詰まり」とは何でしょうか( ・ὢ・ ) ムムッ
ビットコインの送金おさらい
まずは、ビットコインの送金の仕組みについて簡単におさらいしましょう。
(1)ビットコインアドレスで送金相手を特定
ビットコインは自由に世界中に送ることができます。
その際にビットコインアドレスというのが必要になってきます。
クレジットカードでは、カード番号、契約者名、カード期限などで利用者を特定しますが、ビットコインでは文字列が並んだ、ビットコインアドレスがこの役割を果たします。
氏名などの情報は不要で、匿名で送ることができます。
このビットコインアドレスは、ビットコインウォレットを入手すると、自分に1つのアドレスが割り振られることになります。
これが世界の中で、自分のお財布を特定する情報となります。
(2)ビットコイン送金は「即座」に行われる
AさんがBさんのビットコインアドレスに10BTC送金すると、Bさんのウォレットには、即座にAさんから10BTC送られたことが表示されます。
通常の銀行送金などでは、送金者と受取人の間には、銀行やサービス会社が仲介するため、営業時間にしか送れないなどの制限がかかります。
ビットコインは直接送金者と受取人の間で送金が行われるので24時間自由に取引が可能です。
このデータを直接取り合う点をP2P(Peer to Peer)と呼びます。
(3)受け取ったばかりのビットコインは「未承認」となる
P2Pの仕組みで二者間の送金は即座に行われたはずですが、ウォレットには取引「未承認」と表示されます。
AさんからBさんにP2Pで直接送られた10BTCの取引は、ビットコインの「マイナー」に対して送信されています。
このマイナーは、銀行などの中央集権が行っている「残高の管理」(二重使用の防止)を行います。
不特定多数であり、組織ではないので自由に参加することができます。
このネットワークによって残高の確認、取引の改ざん等を確認し「適正」と承認されると、ウォレットの表示は「未承認」から「承認1回」に変更されます。
この維持管理ネットッワークでの確認作業は、何度も行われ回数が増えほど、取引の安全性は高まる仕組みとなっています。
BさんはAさんから10BTCを受け取っても、「未承認」の状態では、基本的に次の支払いに使用することができません。
ビットコイン送金詰まりの現状
さて、ここで現状の送金詰まりの現状を見ていきましょう。
まずは、”未確認”のステータスである取引の状況です。
つまり、12月25日時点で、約17万件程の取引が承認されていない状況なのです。
例えると、宝くじを買いに年末ジャンボ宝くじの売り場に殺到する人がいても、現金を確認し、チケットをさばく売り子が圧倒的に足りていないため、売り場に購買待ちの人で溢れかえっている状況になります。
1日あたりに確認できるブロックの量はある程度決まっており、もちろん限度もあります。
新規取引ユーザーの増加による取引回数が増加によって、現状キャパシティ(容量)に耐えきれていなくなっている恐れがあります。
このまま継続していくと、
1.送金時間が長期化する
2.送金に対する手数料が高くなる
などの現象が今後考えられます\( *ω*)
送金時間の長期化については、取引が増えれば増えるほど、 確認する回数も増えていく。
手数料については、確認者(マイナー)にとっても、インセンティブとなる手数料が高い順から処理していく傾向が考えられます。
ビットコイン送金詰まりの打開策はないの?
もちろんこの論点については、今に始まった事ではないので、過去から議論されつづけてきましたσ(・・*)
Segwitやライトニングネットワークなどはこの解決策として述べられてきました。
Segwitとはブロックチェーンの長年の課題だった取引処理能力を高めるために、有効な技術のことです。
ブロックチェーンは10分に1ブロックの頻度で取引データを格納しますが、コインの取引量が今後も増えた場合、1ブロックのデータのサイズが不足してしまう問題がありました(ὸ⍸ό)
Segwitを導入することで、取引履歴のデータサイズを圧縮でき、1ブロックのデータ容量を高めることができます。
Segwitの現状ですが、Segwitchartよりアクティベート率を確認する事ができます。
現状導入に至ってはいますが、アクティベート率は約10%前後と、それほど高くはなく、浸透までに時間を要すると考えられています。
ライトニングネットワークは、実装面でのハードルが高く、実装工数もかかるとの話が出ています。
ライトニングネットワークは、本来ブロックチェーン上で取引されるデータの一部を切り分け、ペイメントチャネルで繋がっている人であれば、誰にでも送金することが可能な仕組みの事です。
ペイメントチャネルとは、現状のブロックチェーンで行われる取引処理の仕組みを回避する為に、2者間での送受金を効率化する技術です。
やり方は主に、マルチシグと呼ばれる、複数の秘密鍵による取引 /アドレスを用いて、送金する2者間の取引をブロックチェーンの外側(オフチェーン)で管理・実行します。
ペイメントチャネルの仕組みでは、通常ブロックチェーン上で行われる取引データを切り分ける事で、ブロックチェーンの外側(オフチェーン)でも処理が実行されます。
ペイメントチャネルだけでは、2者間の取引に限定されてしまうので、複数者間で取引を実行する為の仕組みがライトニングネットワークとなっています。
取引データの要素を切り分ける事で、取引の度に承認コストが生まれて、手数料が発生してしまう部分を、管理し、迅速に対応する事ができます。
そうする事で、今まで時間がかかっていた送金取引が大幅に改善される可能性があります。
このライトニングネットワークが実装されれば、マイクロペイメントかつN対Nでの取引が成り立ち、現状の課題を回避する可能性があると言われていますが、Seqwitの導入やビットコイン本体へのアップデート等、実装難易度も高く、実現可能性について各説繰り広げられています(๑ʘ∆ʘ๑)
上記ビットコインの課題を解決しつつも、実運用レベルに達する進歩があれば、ビットコインに対する期待値は変わってくるでしょう(◎`・ω・)ノ゙
*ライトニングネットワークについては、理解が足りていない点もあると思いますので、解釈が間違っていればご指摘頂けますと幸いです。
玲奈の思う事
ビットコイン送金の詰まりが直らない限りこの下げ基調の相場が続くのかもしれません。
BCHが基軸のCoinEX取引所がはじまりました(・`◡´・)ゝ
2018年はBTCやETHだけでなく、BCHやXRPが基軸の取引所が増えていくといいなとおもいます。
そうすればビットコインの暴落にアルトコインが巻き込まれることも減るのかもしれません。
2018年6月までにBCHが基軸通貨になるといった声もあり、以前アンケートを取った時には今後の基軸通貨はBTC62%、BCH30%、BTG1%、その他7%といった結果でしたが新規参入者も増えた今、市場心理はどのようなものかもう一度アンケート取ってみます。
今後、基軸通貨の流れはどのcoinに?
— ryuu (@okuribito488) 2017年12月20日

丸の内OL3年目の玲奈です。2017年6月から仮想通貨投資を始めました!
誰にでもわかるブログを目指します(∩˃o˂∩)