財務諸表のやさしい読み方!〜仮想通貨関連銘柄の決算をみてみよう〜

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こんにちは、丸の内OLの玲奈(@reinabb3)です!(•̤̀•̤́๑)

毎年5月のこの時期は3月決算の会社の決算発表がされる時期です!

メルカリの新規IPOの話題で持ちきりですが、こんなツイートを発見しました。

 

普段から決算書を読むのが好きで、四半期毎にチェックしてたりもしますヽ(•̀ω•́ )ゝ

私自身も疑問に感じた「リミックスポイントの決算ってなんでこんなにいいの???」について実際のリミックスポイントの決算を見ながら、ご説明していこうと思います。

リミックスポイントってどんな会社?

そもそもリミックスポイントとはどのような会社なのでしょうか。

リミックスポイントの4つの事業

リミックスポイントは東証2部に上場している企業で現在は下記の4つの事業を運営しています。

①エネルギー関連事業

電力需要家向けサイト、受給管理システムの提供及び、主に高圧需要家および低圧事業者に向けた小売電気事業を東京電力管内、中部電力管内、関西電力管内、東北電力管内にて行っている

②自動車関連事業

中古車査定システムの提供および中古車売買事業を行っている。

③金融関連事業

子会社の株式会社ビットポイントジャパンが仮想通貨取引所を運営している。

④旅行関連事業

子会社の株式会社ジャービスがホテル事業開発、ブランディング、クリエイティブデザイン、ホテル施設運営を行っている。

皆さんは子会社の株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所BitPointという取引所が一番馴染みがあると思います。

BitPoint③金融関連事業に該当します。

▽仮想通貨取引所BitPointについて詳しくはこちら

どのくらいすごい決算だったの??

数字だとどのくらいすごい決算なのかわかりにくいのでグラフにするとこんな感じです。

 Yahoo ファイナンスより引用

前回の決算に当たる2017年3月の営業利益が3千4百万円に対して今回発表があった2018年3月期の前期決算は営業利益が100倍以上の34億1千万円を計上しています(∩`ω´)⊃)) 

さらに今期の2019年3月期の営業利益予測は2018年3月期のさらに3倍に当たる102億円を予定しています。

たった2年で300倍の営業利益を見込むという好決算を発表したのです⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾ 

ただし、仮想通貨市場の取引高が一定数落ち着いてきている市場環境の中で、今後どこまで国内市場が成長していくか冷静に状況を分析していく必要もあります。

株式市場も即座に反応

当然ですがこのニュースに株式市場も即座に反応し、決算発表の翌日にリミックスポイントの株価はストップ高を記録しました。

今後リミックスポイントの株価がどのまで上がるか楽しみです。

リミックスポイントはどこで儲けているの?

結論から申し上げるとリミックスポイントが2018年3月期に前回決算の100倍以上に当たる34億1千万円もの営業利益を計上できた要因は子会社のビットポイントジャパンが運営する取引所BitPointのおかげです。

下は発表されたばかりの2018年3月期のリミックスポイント決算短信のP14です。

会社の決算書にはセグメント分類があり、どの事業がどのくらい稼いだのかすぐにわかるようにできています。

 

この分類の赤いところを見ると全体の営業利益34億円より多い37億円の営業利益を金融関連事業(BitPoint)が稼いでいるため、旅行観光事業の0.18億円の赤字を余裕で帳消しにしていることがわかります。

またこの金融関連事業をさらに四半期ごとにみていくと37億円の営業利益の8割以上に当たる31億円は2018年1月〜3月に当たる第4四半期に計上されたものであることがわかります。

第4四半期になぜ仮想通貨事業が大幅黒字になったのか?

次の疑問はなぜ2018年1月〜3月と仮想通貨相場が落ち込んだ2018年3月期の4Qに31億円もの利益を計上することことができたのかということです。

しかしリミックスポイントの決算短信には金融関連事業について下記のような記載があるものの4Qの大幅増益理由までは踏み込んでの記載がありませんでした。

金融関連事業においては、連結子会社である株式会社ビットポイントジャパン(以下、BPJ)が仮想通貨交換所・取引所の運営、仮想通貨交換業、仮想通貨レバレッジ取引、仮想通貨FX取引、仮想通貨送受金等のサービス 提供を行っており、平成29年9月29日付で金融庁から仮想通貨交換業者として登録されております。

平成30年1月26日にみなし仮想通貨交換業者における仮想通貨不正流出事件が発覚したことで、一部の仮想通貨交換業者に対する不安も 拡大し、銀行業界や広告業界などは仮想通貨交換業者との取引に慎重な姿勢に傾くなど、逆風も弱くない一年となりました。

そのような状況下、BPJでは海外仮想通貨取引所の展開を含む複数の業務提携を行うとともに、口座開設数を堅 調に伸ばしました。

さらに取引システムの機能やセキュリティ対策強化、並びにアプリ開発などサービス強化に 対しても継続して投資を行い、安心安全を最優先とする仮想通貨交換所・取引所として姿勢を明確に打ち出したことから、業績は著しく拡大し、当セグメントの売上高は4,547百万円(前期比4,547百万円増)、セグメント利 益(営業利益)3,731百万円(同3,919百万円増)となりました。

6月20日(水)に機関投資家・アナリスト向け説明会を開催する予定と決算短信に記載があるのでおそらく詳細はその日に説明があると思います。

セグメントの区分とは?

リミックスポイントには①エネルギー関連事業②自動車関連事業③金融関連事業④旅行関連事業の4つの事業があり、全体の利益額34億円の内訳は以下構成になっていることがわかりました。

①エネルギー関連事業:0.7億円

②自動車関連事業:0.3億円

③金融関連事業:37億円

④旅行関連事業:▲0.2億円

⑤その他事業及び調整額:▲4.0億円

企業の決算書には必ずこのように事業ごとにセグメントが分けられどの事業が儲かってどの事業が儲かっていないか内訳を開示することが義務付けられています。

どのようにセグメントを分けているのか

このセグメントの分類ですがどのように分けられるのでしょうか?

2010年4月に日本の会計基準に新セグメント基準が採用されマネジメント・アプローチというセグメントの分け方に関する新たな考え方が導入されました( ✧Д✧) 

マネジメント・アプローチとは、経営上の意思決定および業績評価のために経営者が企業を事業の構成単位に分別した方法を基礎としてセグメント情報の開示を行う方法。

セグメント開示制度の概要より

マネジメント・アプローチは要するに経営者と同じ目線で決算書のセグメントを区分しなさいという区分方法です。

マネジメント・アプローチ導入前のセグメントは「国内事業」と「海外事業」のように、国内と海外で同じ事業をやっていたとしても事業ごとの区分けがされておらず、形式的な区分しかされていない状態でした。

しかしマネジメント・アプローチという考え方によりセグメントの区分は経営者が普段みている内部資料と同じように区分され誰でもその会社の事業ごとの採算が決算書上で開示されるようになりました。

ソフトバンクの決算資料では事業を①国内通信事業②ヤフー事業③スプリント事業(米国通信会社)④SVF(ソフトバンクビジョンファンド)事業の4つに区分し①国内通信事業が全体の営業利益の50%以上を稼いでいることがわかります。

これは孫正義社長が普段の内部資料からソフトバンクという会社を大きくこの4つに区分して事業を見ているということです。

もし内部資料は①国内通信事業②ヤフー事業③スプリント事業(米国通信会社)④SVF(ソフトバンクビジョンファンド)事業の4つに区分された資料を使いながら、外部への決算開示の時だけ①国内事業②海外事業の2つの区分しかないセグメントの分けしかない場合私たちは決算書からどの事業がどの程度利益に貢献しているのか全く知ることができません。

まずは営業利益をみてその内訳を知る

以下の3つの計算書類を総称して財務諸表と言います。

財務諸表の種類
  1. 損益計算書(PL)
  2. 貸借対照表(BS)
  3. キャッシュフロー計算書(CF)

この3つの財務諸表の内で特に重要なのが損益計算書の営業利益の数値です。

営業利益は「売上高」から「原価」とお給料や広告費などの「販売費および一般管理費」を引いた残りの額で企業が通常の営業活動から稼ぐことのできる利益の額で株価に直結するとても重要な数値です。

そしてこの営業利益を分解してどの事業が一番稼いでいるのかを見ることができるのがセグメントです。

2018年3月期のリミックスポイント決算短信の1ぺージ目の目次です。

P12に「セグメント情報等」という記載があります。

企業の決算情報には必ず、マネジメント・アプローチという考え方の元経営者と同じ目線で区分した事業ごとの損益が「セグメント情報等」に開示される仕組みになっています!

損益計算書等で全体の営業利益を把握したら、セグメント情報をみてどの事業が利益を稼いでいるのか把握することでその会社の利益の全体像を掴むことができます。

玲奈の思うこと

今回は初めての方向けに、本当に基礎的な部分のみかいつまんで解説しました。

「リミックスポイントの決算ってなんでこんなにいいの???」という疑問にダイレクトに答えることはできませんでしたが、決算書のセグメントがどのような考え方で区分されているのか理解してもらえたなら嬉しいです(´͈`͈◍)

損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)のついてはじっくりご説明できなかったので、ご存じの方は物足りなかったかもしれません。

もし好評なら財務分析についてこれからも書いていこうと思うので、よかったとら思ったら、シェアしていただけると幸いです!!

リミックスポイントが運営するBitPointが気になった人はご登録してみてください。

 

リミックスポイントの銘柄やメルカリIPO(公開株)の抽選もマネックスさんで受付てますので、これを機会に株式投資もはじめてみましょう(◍ ´꒳` ◍)

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このブログを書いている人

丸の内OL3年目の玲奈です。2017年6月から仮想通貨投資を始めました!

誰にでもわかるブログを目指します(∩˃o˂∩)


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