こんにちは、丸の内OLの玲奈(@reinabb3)です!(•̤̀ᵕ•̤́๑)
毎月5月ごろのこの時期は3月決算の会社の決算発表がされる時期です!
前回の財務諸表の読み方講座はこれからもちょくちょくやっていくとして、今回は一部上場企業で仮想通貨事業をしている会社の決算をまとめてみたいと思います(ง `ω´)ง
仮想通貨関連企業はどのくらいあるの?
様々な企業の株式情報がまとまっているカブタンというサイトを見てみると、一部上場企業で仮想通貨関連銘柄と呼ばれる会社は以下の15社のようです!
- GMO
- GMOペイメントゲートウェイ
- セレス
- SBI
- マネックスG
- インフォテリア
- スターマイカ
- ボヤージュ
- IIJ
- LINE
- ソルクシーズ
- 三菱UFJ
- みずほFG
- カブコム
- マネパG
この15社の最新の決算情報を全て確認したところ、仮想通貨事業についてしっかりページを割いて説明している会社が「SBI、GMO、マネックス」の三社だけでした。
特に説明がしっかりしていたSBIの最新の仮想通貨事業の様子を決算資料からチェックしていきたいと思います。
なお、仮想通貨事業はまだ始めたばかりで決算数値への影響は軽微であることから今回は仮想通貨事業の業績への影響というよりは各社の取り組みをまとめたレポートとしてご覧ください。
SBIの仮想通貨事業の状況まとめ
まずはSBIからです。SBIVCの開始を2018年夏に控えどのような発表がされるか注目されていましたが、ポイントは以下の通りです。
- AI&ブロックチェーン分野を投資対象とする「SBI A&Bファンド」を設立
- スマートフォン向け送金アプリ「Money Tap」の説明
- 分散型台帳の活用を目指すコンソーシアムの発足
- 独自通貨の発行基盤となる「Sコインプラットフォーム」の発表
- 仮想通貨情報アプリ「My 仮想通貨」のリリース
- SBIVCのグループシナジーについて
- 「SBI Crypto」によるマイニング事業の状況
①AI&ブロックチェーン分野を投資対象とする「SBI A&Bファンド」を設立
AI&ブロックチェーン分野を投資対象とする「SBI A&Bファンド」を2018年1月に設立し、最終的な出資約束総額は500億円程度まで拡大予定であることを明らかにしました。
②スマートフォン向け送金アプリ「Money Tap」の説明
Ripple社の最新ソリューションである「xCurrent」を活用したスマートフォン向け送金アプリ「Money Tap」について改めて説明をしました。
Rippleのグローバル送金ネットワークには世界100行以上が参加しており、Rippleは他の仮想通貨に比べて送金が早く手数料も安いので「Money Tap」アプリでスマートフォンで簡単に銀行送金ができれば日本で送金革命が起こると私は考えています(・ω・ )
③分散型台帳を活用を目指すコンソーシアムの発足
仮想通貨に使われる分散型台帳の改ざんできなく、ネットワークが途切れることもないという仕組みを広く活用していくことを目指してクレジットカードと証券業界がコンソーシアムを発足させました。
マネーロンダリングの防止や本人確認の分野で分散型台帳の技術が活用できないか勉強会を定期的に実施する予定です(◍´͈ꈊ`͈◍)
④独自通貨の発行基盤となる「Sコインプラットフォーム」の発表
地域ごとに独自の決済コインを発行する基盤となる「Sコインプラットフォーム」をSBIグループで提供することを発表しました。
これまでは地域毎、企業毎に発行していた独自通貨をSBIのプラットフォーム上で発行することで標準企画としての機能を果たし、決済端末や加盟店網の相互利用が可能になるという構想です。
UCカード社員向けに2018年4月よりお台場で使える「UC台場コイン」の実証実験を開始しており顔認証やスタンプ認証での決済ができるようです٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)
将来実用化できたらいろんな会社や自治体が発行したコインがどこのお店でも顔認証で使えるようになるのかもしれません。
⑤仮想通貨情報アプリ「My 仮想通貨」のリリース
SBIが運営するモーニングスターという情報サイトがあります。
こちらがしれっと2018年4月20日に仮想通貨情報アプリ「My 仮想通貨」というアプリをリリースしています。
CoinDesk社との提携による記事の翻訳やカンファレンスの共同開催を予定しています。
現在機能は以下の通りです、「チャート」「CoinDesk翻訳」「ICOスケジュール」「初心者用記事」です。
無料でダウンロードできるので、気になった人はダウンロードしてください。
使い方の説明はこちらの記事をご覧ください
⑥SBIVCのグループシナジーについて
SBIバーチャルカレンシーズの開始は2018年夏以降ですが、SBIグループには証券やネット銀行にすでに顧客基盤があるのでこちらからSBIバーチャルカレンシーズへ送客することで短期間での収益化を目指しています。
- SBI証券 426万口座 預かり資産12.9兆円
- 住信ネット銀行 321万口座 預かり資産4.4兆円
- SBIリクイディティマーケット 105万口座 預かり資産0.2兆円
グループ合計で述べ852万口座と17.5兆円もの顧客預かり資産を有しています。
これら全てが連携することによる新規マネーの流入に期待です٩(๑❛ʚ❛๑)۶
⑦「SBI Crypto」によるマイニング事業の状況
SBIバーチャルカレンシーズの取り扱い通貨は現在「ビットコイン(BTC)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」「リップル(XRP)」「イーサリアム(ETH)」の4種類を予定しています。
そのうち「SBI Crypto」というマイニング拠点が年内中に世界3箇所で稼働予定なのでこのマイニング拠点でマイニングした「ビットコインキャッシュ(BCH)」をSBIバーチャルカレンシーズで取り扱うことでグループシナジーを追求します。
「ビットコインキャッシュ(BCH)」のマイニングシェアは2018年4月の時点で5.6%に達しており、順調な進捗であると言えます。
玲奈の思うこと
今回はSBIの決算についてまとめて見ました。
GMOなどもまとめてみたかったのですが長くなりすぎるのでまた今度にします。
財務諸表の読み方講座は今回できなかったのでこちらもまた今度の機会にとっておきたいと思います٩( ‘ω’ )و
バランスシートの読み方についてまとめるつもりなのでお楽しみに。
SBIの株価も今後楽しみですね〜!(>m<)
証券口座がまだの方は以下からどうぞ〜

丸の内OL3年目の玲奈です。2017年6月から仮想通貨投資を始めました!
誰にでもわかるブログを目指します(∩˃o˂∩)
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