海外FXキャッシュバックの基本的な仕組みから、信頼できるサイトの選び方、さらに確定申告による税金の取り扱いまで徹底解説します。正しい知識を身につけてキャッシュバックのメリットを最大限に活用できると、実質の取引コストを大きく減らせます。
初心者の方にも分かりやすくまとめているので、是非参考にしてください。
海外FXキャッシュバックとは
海外FXのキャッシュバックサイトとは海外FX会社の代理店のようなものです。利用者がキャッシュバックサイト経由で口座を開設した場合、海外FX会社は紹介料としてキャッシュバックサイトにIB報酬を支払い、取引量によってその一部を利用者に現金で還元します。

まずは海外FXキャッシュバックの仕組み、種類などの詳細を解説します。
キャッシュバックの仕組み
まず利用者はキャッシュバックサイトを通して口座を開設します。その後取引するたび、取引量に応じて海外FX会社は都度キャッシュバックサイトへIB報酬を支払います。IB報酬とはIntroducing Broker、つまり紹介料です。その一部は利用者へ還元され、現金で口座へと送金されます。
取引するたびに、「キャッシュバックサイトは報酬を受け取り、利用者はその一部を“現金”として受け取る」という流れが自動で繰り返されます。
キャッシュバックで得た利益は確定申告が必要
海外FXのキャッシュバックで得た利益は「雑所得」として基本的に確定申告が必要です。ただし条件によって異なり、申告不要となることもあります。
会社員やサラリーマンの場合、給与所得以外の所得(FXでの利益 + キャッシュバック等)が年間20万円を超える場合申告が必要です。20万円以下の場合は、申告の必要はありません。
専業トレーダー・個人事業主・無職の場合、所得の合計が年間48万円を超えると申告が必要になります。適切に申告することで、安心して取引を続けられます。不明な点は税務署や税理士に相談しましょう。
海外FXキャッシュバックの種類
海外FXのキャッシュバックには、海外FX会社オリジナルの直接キャッシュバックやキャッシュバックサイト経由の間接キャッシュバックがあります。
直接キャッシュバック
直接キャッシュバックというのは海外FX会社から直接提供されるもので、上記の取引量に応じたキャッシュバックの他に、新規口座開設ボーナス、入金ボーナスなどボーナス・キャンペーンとしてよく使われます。
間接キャッシュバック
間接キャッシュバックは海外FX会社と利用者の間にキャッシュバックサイトが入るもので、主に取引手数料が還元されます。簡単な流れは以下の通りです。
- 利用者がキャッシュバックサイト経由で口座開設して取引をする
- その取引量に応じて海外FX会社からキャッシュバックサイトに報酬が支払われる
- キャッシュバックサイトがその一部を利用者に還元する
なお間接キャッシュバックは、キャッシュバックサイトから現金が直接口座に振り込まれます。
例えば1ロットにつき5USD還元される場合、1日の取引量が20ロットで 一ヶ月(20営業日で換算)400ロット取引すると、キャッシュバックされる金額は以下の通りになります。
400ロット × 5USD = 2,000USD
この場合、一ヶ月(20営業日)で2,000USDのキャッシュバックを受け取れます。
海外FXキャッシュバックを使うメリット
海外FXでキャッシュバックを使うメリットは主に以下の3つです。
- 現金を受け取れる
- 取引コストを自動で削減できる
- 会員限定のキャンペーンやツールを利用できる場合がある
一つずつ解説します。
現金を受け取れる
海外FX会社から提供される直接キャッシュバックは、取引のみで使用できるボーナスとして受け取り可能なことが多いです。一方でキャッシュバックサイト経由の場合、現金として口座へ還元されることがほとんどです。還元された現金は出金することも可能ですが、そのまま資金として再トレードに使っても問題ありません。
取引コストを自動で削減できる
海外FXではスプレッドや口座によっては取引手数料がかかることもありますが、キャッシュバックサイト経由で口座開設するだけで、取引のたびにキャッシュバックが発生します。現金が自動で返ってくるため、実質的に取引コストを削減できるというのはメリットといえます。
なおキャッシュバックサイトにて取引履歴から自動計算され、 決められた日に自動で口座へと振り込まれるのも魅力の一つです。
会員限定のキャンペーンやツールを利用できる場合がある
キャッシュバックサイトに会員登録すると、通常のキャッシュバック以外にも様々な特典が受けられます。これは海外FX会社で直接口座開設した場合には受けられない特別なサービスです。
具体的にキャッシュバックサイト経由で新規口座開設するとツールを無料で提供されたり、入金ボーナス100% + 追加10%上乗せなどのキャンペーンもあります。
「使えば使うほどお得、使わなくても損はしない」そんな特典が様々用意されています。
海外FXキャッシュバックのデメリット・注意点
海外FXキャッシュバックサイトを利用する際に注意すべき点は主に以下の2つです。
- FX会社ごとにキャッシュバック受取条件が異なる
- キャッシュバックサイトごとにもルールの違いがある
それぞれ解説します。
FX会社ごとにキャッシュバック受取条件が異なる
各海外FX会社には独自のルールがあり、キャッシュバックの条件もそれぞれ異なります。例えばキャッシュバック対象外の口座を開設し、取引した場合は受取不可となります。
また「メジャー通貨ペアは100%還元 、マイナー通貨ペアは50%還元、ゴールドは対象外」など銘柄によって条件が異なることもあります。
口座開設前に比較するなど、自分に合った条件のFX会社を選ぶことが大切です。
キャッシュバックサイトごとにもルールの違いがある
キャッシュバックサイトもそれぞれルールが異なります。同じ海外FX会社を使っても、どのキャッシュバックサイト経由かで還元率や利用可能な出金方法が異なることもあります。
キャッシュバック率や最低出金額など、ご自身の重視する項目で比較してみましょう。
手数料が高い・またはスプレッドが広い場合がある
キャッシュバックサイトを経由して海外FX会社を利用する際、手数料が高くなったり、スプレッドが広がったりする可能性を指摘する声もあります。これは「マークアップ」と呼ばれる仕組みで、キャッシュバックサイトが利用者に知らせず通常のスプレッドに手数料を上乗せしているケースです。
多くの情報は「マークアップの可能性あり」といった指摘であり、「このキャッシュバックサイト経由でスプレッドが広がった」という取引履歴の実例や実証データはありません。
通常の取引口座とキャッシュバック用の取引口座をリアルタイムで見比べたり、気になるキャッシュバックサイトに問い合わせるなど事前に確認することを念頭においておきましょう。
キャッシュバックサイトの選び方とおすすめ
数多く存在する海外FXキャッシュバックサイトの中から、ご自身に合う選び方をご案内します。
信頼できるキャッシュバックサイトの選び方
キャッシュバックサイトを選ぶ条件は様々ですが、安全性を左右するチェックポイントは以下の通りです。
- キャッシュバックサイトの運営歴
- 取り扱っている海外FX会社数
- キャッシュバック率
- 評判・SNSなどでの口コミ等
これらを満たしていれば、安全性は十分です。
おすすめキャッシュバックサイト
条件が良く信頼性も高いサイトはたくさんありますが、私(当サイト管理人)が利用しているのは海外FXふぁんくらぶです。
取引量の条件や注意事項は専用ページでまとめられている他、取り扱っている海外FX会社も多く、キャッシュバック率も比較的高いと感じています。
なお海外FXふぁんくらぶは10年以上の運用歴があり、日本語での問い合わせ対応もしっかりしています。
AYAなお「マークアップしていない」と公言しているのも安心できる点です!
海外FXキャッシュバックに関するFAQ
- 海外FXのキャッシュバックの仕組みを教えてください。
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海外FXのキャッシュバックサイトとは海外FX会社の代理店のようなものです。利用者がキャッシュバックサイト経由で口座を開設した場合、海外FX会社は紹介料としてキャッシュバックサイトにIB報酬を支払い、取引量によってその一部を利用者に現金で還元するという仕組みです。
- 海外FXのキャッシュバックは確定申告が必要ですか?
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海外FXのキャッシュバックで得た利益は「雑所得」として基本的に確定申告が必要です。ただし条件によって異なり、申告不要となることもあります。
会社員やサラリーマンの場合、給与所得以外の所得(FXでの利益 + キャッシュバック等)が年間20万円を超える場合申告が必要です。給与所得以外の所得が年間20万円以下の場合は、申告の必要はありません。専業トレーダー・個人事業主・無職の場合、所得の合計が年間48万円を超えると申告が必要になります。
- キャッシュバックサイトより、公式サイト経由のほうが安全なイメージがありますがどうでしょうか?
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「公式サイトで口座開設した方が本来の正規ルートであり、一番トラブルが起きにくい」という見解もあるかもしれませんが、実際そのようなことはなく、きちんと信頼できるサイトを選べば安全性に大きな差はないといえます。
- 海外FXキャッシュバックとは現金が戻ってくることですか?
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海外FXでのキャッシュバックは、口座にて現金が受け取れます。取引でのみ使用できるボーナスとは異なり、現金が戻ってくるのがキャッシュバックの魅力です。





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